低学年児童にホッピング
太古の昔より伝わる伝説の児童玩具…ホッピング
単純でいて奥が深い(気がしないでもない)
何回連続でできたか
何分続けてできたか
夢中になって遊んだ日々が懐かしいです。
そんなホッピングは今も現役バリバリで売られています。
しかもお安い!
そんなホッピングを2019年の梅雨入りにあらためてご紹介。
ホッピングを買う。
翌日には配達されるネット通販にて購入。
きっかけは、こどもを連れて公園に行った際にイベントで無料貸し出しをしていたもので遊んだことです。
最初はまったく乗れなかったのですが、10分もするとなんとなく乗れるようになってきました。
高さと不安定さに怖がっているのは最初のうちだけです。
単純な構造で高さも25cm弱しかないので恐怖心も弱く、
ちょっとしたスリルとなって夢中で練習し始めます。
上下の体重移動と一本足を乗りこなすバランス感覚、
そして全身運動…完璧だ。
これほど幼児の基礎運動能力と体幹を養うものに適したものがあるだろうか?!
しかも、ほとんどその場を動かないという安心感。
同じくバランス感覚を養う自転車だと狭いところではできないし、
目を離すわけにもいかず親の負担が大きいです。
ホッピングならそんな心配は無用です。
ホッピング自体はとても安価なので、飽きるまで使うと考えてもとても優れた遊具だと思います。
遊ぶ前のメンテナンス。
ホッピングはバネの部分にカバーが付いているものもあります。
指など挟まないよう、汚れが付着しないようにするためのものです。
ホッピングを買ったら、まずはバネ部分に潤滑油を注します。
556も数百円で買えるので持っていない方は1本常備しておくことをオススメします。
自転車、三輪車など様々なものに使えます。
シリコンスプレーでも構いません。
シリコンスプレーならトミカなどのおもちゃの潤滑剤としても使えます。
注油するのはバネではなく、中の棒の部分です。
バネが支柱に当たった時に抵抗にならないようにします。
また、塗装剥げを防止して錆が出にくくなります。
油をスプレーする時は下に段ボールなどを敷きます。
油汚れはあとでキレイに掃除するのがとても大変です。
潤滑剤はあまりかけ過ぎないようにしましょう。
写真のように設置すると下に垂れてきます。
油が馴染んで垂れてこなくなるまでは下に何か敷いておくのも良いと思います。
外に持って行って、遊ぶ直前にシュッと一吹きするのでもOKです。
この写真は、こどもが学校から帰ってきて玄関を開けた瞬間目の前にあるというサプライズを演出するために準備しているところです。
さいごに。
あくまで個人の感想ですがホッピングで遊ぶ時の注意点を書いておきます。
低学年児童や最初のうちは安全のために自転車用のものでいいのでヘルメットを着用することをオススメします。
後ろに転倒すると地面に後頭部を打つ可能性があります。
ハンドルと顔の位置が近いとアゴをハンドルにぶつけることもあるかもしれません。
身長や遊ぶ時のフォームにも注意してください。
凹凸のある場所やすべりやすいところでは遊ばないようにさせましょう。
後ろ向きに進むこともよくあります。
周りに障害物や人がいないところで遊ぶことを徹底させましょう。
4歳ぐらいから始められると書いてあるところもありますが、
あまり体重が軽いとホッピングが沈み込まなくてうまくジャンプできません。
買ったばかりのホッピングはバネが固いので、
体重が軽いと最初はうまく飛べないかもしれません。
(大人が乗ると壊れます。適正体重を守りましょう。)
また、不安定な乗り物であることは間違いないので、ある程度の筋力や判断力の伴ってくる小学校1年生ぐらいを目安に遊び始めるのが良いと思います。
お子様の運動能力に合わせて開始時期や安全性を考慮して遊ばせてください。
トミカの道路で遊んでいると傷が付いて白っぽくなってきます。
そうすると抵抗が増してミニカーの走りが悪くなります。
シリコンスプレーをシュッと一吹きしてティッシュなどで伸ばすと走りが良くなります。
つけすぎるとベタベタになるのでご注意を。