いつケーブルが断線して使えなくなるか毎回ヒヤヒヤしながら使うなんてもう耐えられないというあなた…
スマホがせっかくワイヤレス充電に対応しているのだからこれを活用しない手はありません。
車載用Qi対応のワイヤレス充電器購入レビューです。
LeQuiven CDスロット 車載 自動開閉式スマホホルダーワイヤレス 急速充電器(製品名不明)
うん。もうね、商品名がわかりませんwww
パッケージを見ると「PREMIUN CAR PHONE MOUNT(プレミアム カー フォーン マウント)」って書いてあるけどこれが製品名なんですかね?
メーカーはLeQuivenだそうです。これも読めないし発音もできません。
もちろん中華製です。
私がアマゾンで買った時(2021.6.26)は\2,390でした。
プライムデーだかなんだかで少し割引されてました。
今(2021.7.7)見ると\2,988ですね。
3,000円以下で買えればOKという感じでしょうか。
本機種にした理由:安かったから。
安かったから。
というのが第一の理由です。
ちょっと前からワイヤレス充電のCDスロット取り付け型スマホホルダーを探していたのですが、
自動開閉ギミック付きだと5,000円を超えるものしか見当たらなかったんですよね。
そもそも機種も複数選べるような状態ではなく、ある製品が市場を独占してるような感じでした。
つまり1種類しかなかったw
エアコン吹き出し口取り付けタイプやダッシュボード貼り付けタイプのものはいろいろ出ていたのですが、
私の希望するCDスロット取り付けタイプの製品はなかなか増えてくれませんでした。
ところがこの春ごろからやっといくつかライバル機種が発売され始めました。
今回の製品が3千円を切っていること、さらに割引となったことで満を持しての購入となりました。
CDスロット取り付けタイプへのこだわりと歴代スマホホルダー
運転中は操作しちゃダメ!なスマートフォン。
カーナビとして使う時にほどよく見やすくて運転の視界の邪魔にならない位置…
私にとってはそれがだいたいCDスロットの位置なんですよね。
ホルダーをダッシュボードに貼るのは嫌だし、エアコンのところに取り付けるとスマホに風が直撃して冷えたり温まったりするし、風を塞いでエアコン性能が下がるのが気になります。
また、取り付け位置が上がりすぎてナビ画面が見づらくなるのもよろしくないです。
それと、エアコン吹き出し口のルーバーへの取り付けはルーバーへのダメージとホルダーを外す時にものすごく面倒だからというのもCDスロット取り付けタイプを選ぶ理由です。
CDが使えなくなることに関しては、どうせCDとか聴かないから問題ありません。
しかし、そろそろCDプレイヤーがない車も当たり前になってきました。
CDスロット取り付けタイプが増えないのはそのあたりにも理由がありそうですね。
最初に買ったスマホホルダーはスマホを固定するのに両側から締め付けるだけというなんとも力技な製品でした。
カチカチっと閉まっていくのですが、中のロック機構が破損したらしくロックできなくなってあえなく卒業。
2代目はマグネットでくっつけるタイプです。
こいつにはいくつか弱点がありました。
磁石にくっつけるためにスマホ本体に鉄板を貼り付けないといけません。
良く考えたらスマホってそのままじゃ磁石に付かないですからねwww
添付の保護シールをスマホに貼ってその上に鉄板を貼り付けます。
真ん中に貼るのいやだなぁ。スマホの視認性も少し上になるようにした方が良さそうだし鉄板はここに貼ってしまえ~って貼り付けたのが写真の位置です。
カッコ悪いことこの上なし!
鉄板の位置がよくないからバランス悪くて時々こんな感じに勝手に向きが変わります。
使用しているスマホがiPhone8 Plusという大型機種なのもバランスが悪くなる原因のひとつです。
iPhoneに鉄板貼り付けてカッコ悪いわ運転中に勝手に角度が変わるわでこいつは失敗でした。
ちなみにiPhoneへの電源供給はこれを使ってました。
シガーソケット差し込みタイプにApple MFi認証取得のライトニングのコイルケーブルが付いています。
運転操作の邪魔にならないし見た目もスマートで気に入っています。
ワイヤレス給電(Qi:チー)を使ったら二度とケーブルには戻れない。
最近のスマホは「Qi対応」と書かれたワイヤレス充電の機能が付いているものが多いです。
Qiは「チー」と発音します。
iPhone(iOS)、android共通の規格となっています。
写真のスマホスタンドはQi対応製品となっていてスマホを置くだけで充電が開始されます。
このスタンドは給電コイルが2つ内臓されているので縦置き、横置きどちらでも充電可能です。
ケーブルを繋げるわずらわしさから解放されると、もうQiナシの生活には戻れません。
すでにQiのある生活に堕落しきっていた私にとって車を乗り降りするたびに電源ケーブルを繋げることは人生の無駄遣いと感じる以外のなにものでもない行為だったのです!
というか本当に便利なんですよ。ワイヤレス充電って。
注意すべきはスマホの背面を覆ってしまうスマホケースを付けている場合、ほとんどのケースで問題無く充電できますが、デコレーションなどしていてスタンドと距離が離れてしまような状況だと給電量が足りなくて充電できないことがあります。
また、Qiスタンドなどにはクレジットカードなど磁気に弱いものは近付けないように注意しましょう。
カード内容が消えてしまう可能性があります。
Qi対応 自動開閉式車載用スマートフォンホルダー(CDスロット、エアコンルーバー取り付け)製品内容確認
今回購入した製品はワイヤレス充電はもちろん、自動開閉機構付きになります。
ワイヤレス充電対応のホルダーに買い替えるにあたり、この自動開閉のギミックもどうしても外せない条件でした。
本製品は、
- ワイヤレス充電対応
- CDスロット取り付け対応
- 自動開閉式
- 安価
という私の希望条件をすべて満たしています。
内容物を確認して初めて気づいたのですが、エアコンルーバー取り付けパーツも入っていました。
バネによる開閉式になっていてルーバーを挟み込んで固定することができます。
これなら取り外す時もそんなに大変じゃないかもしれないですね。
その昔、エアコン取り付けドリンクホルダーはクリップ式にルーバー奥に引っかけるように取り付けるようになっていて、取り外すのすごく面倒だったんですよね…
エアコンルーバー取り付け製品に関してはそれ以来触れていなかったのでこういうの知らなかったですw
読んでないけど日本語で書かれた説明書も入ってました。
こういうの入ってるとちゃんとしてる感じがします。
本体組み立て。
本体のナットを外してボール支柱側に通しておきます。
ジョイントボールを押し込んで合体させます。
ナットを締めて組み立て完了です。
CDスロットに差し込む時に最終的な角度を決めるのでこの段階では軽く締めておくだけで大丈夫です。
CDスロットに取り付ける。
ネジを締めるとスロット内部でフィンが開いて固定される仕組みです。
本体取り付けのコツですが、CDスロットの奥まできっちり差し込んだら軽く本体を引っ張りつつ少しずつネジを締めていきます。
本体が抜けないところまでネジを締めたら取り付け完了です。
力任せにネジを締め過ぎるとCDスロットを破壊してしまう可能性があります。
ある程度締めたら一旦そこでストップしておきましょう。
運転後に緩んでいたら増し締めするなど少しずつ調整していきましょう。
電源配線取り回し。
電気供給はUSBタイプCです。
USBケーブルは付属していますが、別途シガーソケットなどからUSB電源を供給できるものが必要になります。
先ほど紹介したシガーソケットチャージャーはコイルケーブルがライトニングなのでそのままでは使えません。
ライトニングをUSBタイプCに変換するコネクタというものも売っているのですが、変換コネクタを使うとデータ転送はもちろん急速充電もできなくなります。
データ転送はどうでもいいし急速じゃなくてもとりあえず充電さえできればいいかなとも思ったのですが、
自動開閉のための電力も必要なことを考えるとコネクタ変換方式は不安が残ります。
シガーソケットチャージャーにはUSBコネクタが付いているので別途ケーブルを繋げば電源が取れるのですが、使わないコイルケーブルが邪魔なのでやっぱりこいつは引退です。
センターコンソールを漁ったら前に買って使ってなかったシガーソケットUSBチャージャーが出てきたのでそれを使うことにしますw
ケーブルは付属のものではなく、家にあった長さ30cmほどのものを使用してみます。
取り付けたところ30cmでも余るのでコネクタの根本あたりで縛って長さを調整。
シフト操作の邪魔もしないし機能的にはいいけど見た目がイマイチです。
L字型コネクタのケーブルを購入。
長さはあえてちょい長めの50cmをチョイス。
ケーブルがiPhone右側から出るように接続したら裏側をぐるっと回します。
そのまま反時計回りでコネクタを接続。
これでケーブルが運転の邪魔になることなく配線できました。
たしかにこれでケーブルが垂れてきて運転の邪魔をすることはなさそうなのですが、どうにもスマートさに欠けます。
20cmのケーブルにすればストレート配線でぴったり収まったりするのだろうか…試行錯誤は続きそうです。
自動開閉操作法。
配線が終わったらエンジン始動(アクセサリ電源オン)で電源供給開始です。
本体下部の左右にあるLEDが緑色に点灯したら電源オンの状態です。
電源スイッチはないので電源供給されれば自動で電源オンの状態になります。
このLEDが点灯しているところがアームの開閉スイッチになります。
左右のアームが開いた状態でスマホをそっと置くと自動的にアームが閉じてスマホを固定します。
スマホを取り外す場合はエンジンを切る前に開閉ボタンを押してアームを広げます。
エンジン停止後も数分間アクセサリ電源がオンのままの車ならエンジン停止後でもアームの開閉が可能です。
スマホを取り付けると開閉ボタンは見えなくなってしまいます。
触れるだけで反応するので走行中にうっかりタッチするとアームが開いてしまうのでご注意を。
電源を確保するのはエンジン停止後に完全に電源供給がオフになる場所を選びましょう。
エンジン停止後いつまで経っても本体LEDが消灯しない場合はNGです。
そのまま放置するとバッテリーが上がってしまいます。
スマホの向きを調整したら取り付け完了です。
取り付け可能?不可能?
CDスロットにスマホホルダーを取り付ける場合、自分の車に取り付け可能かどうかを見極める必要があります。
取り付け後のスマホの位置に問題がないことも当然なのですが、ホルダーが適切な位置に収まるかどうかが一番の課題です。
本体が干渉しないか?
取り付け後、運転に支障が出ないか?
そもそもCDスロットに固定できるのか?!
アマゾンなど通販サイトの評価を見ると運が良ければ自分の車の参考になる意見を見つけられるかもしれません。
本製品を取り付けた感想としては、今までのものより若干スマホが手前に出てきている気がします。
シフトレバーとコンソールの間が狭い車種ではシフト操作に支障がでるかもしれません。
この製品ならCDスロットに付けるのが無理だったとしてもエアコン吹き出し口取り付け用ブラケットが付いているのでなんとかなると思いますw
実際に使用してみて。
実際にドライブしてみてネガティブに感じたところは走行中にポワンポワン揺れることです。
スマホを固定しているパーツの形状のせいなのか、けっこう揺れます。
ナビとして活用することも考えるともう少し剛性を高くして揺れないようにしてくれたらうれしいです。
そしてスマホを固定するアーム開閉スイッチにうっかりさわってしまわないよう、もう少しわかりやすい場所にスイッチがあるとさらに使い勝手が良くなりそうです。
また、エンジンが掛かっている時は他のノイズに埋もれるのでまったく気にならない程度の音量ですが、本体から「ミー、ミー」というようなノイズが発生しています。
後継機種で改善されることに期待します。
それと気になるのは、いまあらためて商品ページを見ると「Qi」の文言がどこにも見当たらなことですw
とりあえず私のiPhone8 Plusはきちんと充電できているのでヨシとします!
あとは壊れずに長く使い続けられることを祈るのみです。
3代目にしてようやく満足できるスマホホルダーに巡り会えた気がします。
ワイヤレス充電はやっぱり便利だし、自動開閉のメカ感はおもわずニヤリとしてしまう魅力があります。
3千円以下でこのギミックが手に入ったのだから文句ナシでお買い得だったと思います。