ネットワークスピーカーで新たな音楽生活
ネットワークスピーカー、ネットワークオーディオが身近なものになりました。
イヤホンとは違う、日常に溶け込むスピーカーから流れる音楽生活がそこにあります。
ネットワークスピーカーとは
スマホやタブレットの音声を離れた場所にあるスピーカーで再生することができます。
音楽ファイルをネットワーク対応の外付けHDDに収録しておけばパソコンの電源が入っていなくてもスマホやタブレットからコントロールしてスピーカーで再生することも可能です。
容量を気にせず保管できるHDD内の大量の音源がそのままライブラリーになります。
「ワイヤレススピーカー」というとBluetooth接続のものも同じカテゴリーになりますが「ネットワークスピーカー」はWi-Fi接続のスピーカーのことを指します。
Bluetooth接続のスピーカーは再生機とスピーカーが1対1で接続されています。
再生機の中にある音楽ファイルを再生してそれをスピーカーから出力します。
Wi-Fi接続に比べて簡単に機器を接続できます。
ネットワークスピーカーは無線方式のWi-Fi、もしくは有線方式のLANで繋がっています。
Bluetooth接続に比べて高音質で楽しめます。
環境構築には多少のパソコン、Wi-Fi接続の知識が必要になりますが、
一度環境を作ってしまえば家中どこにいても再生が可能です。
スピーカーを好きな場所に設置して音楽を聴くことができます。
また、iTunes Radioなどのネットラジオのストリーミング再生やSpotifyの再生ができるモデルもあります。
2019年5月現在のおすすめWi-Fi ネットワークスピーカー
Bose:SoundTouch 30 speaker
BOSEで最もパワフルなネットワークスピーカー。
Wi-FiだけでなくBluetooth接続にも対応しているので使い勝手が良いです。
iOS、Androidで用意されている専用アプリのSoundTouchを使えばネットワーク上の音楽だけでなく、iTunesなどの音楽配信サービスもスピーカー出力で楽しめます。
Amazon MusicやSpotifyなどのサービスをプリセット登録してワンタッチでアクセス可能。
Bose:SoundTouch 20 speaker
SoundTouch 30の下位機種。
一般家庭であればこれぐらいの大きさ、パワーで十分に思えます。
小さな音を余裕を持って鳴らすもよし、ボリュームを上げて迫力ある音を楽しむもよし。
Wi-Fi、Bluetooth両方式での接続が可能。
BOSE:SoundTouch 10 Speaker
シリーズ最小ネットワークスピーカー。
デスクトップスピーカーとして最適な小型サイズ。
家中どこにでも持ち運んで音楽が楽しめます。
小型ながらボリュームを上げても音割れせずにしっかりと鳴るのはさすがBOSE。
唯一残念なのはBOSEのSoundTouchシリーズはすべてコンセント電源仕様で電池駆動に対応していないところでしょうか。
Bluetoothにも対応しているので、電池も使えるならアウトドアにも対応できたのですが。
SONY:SRS-X99
SONYのネットワークスピーカーのフラッグシップモデル。
SONYが開発したLDAC規格対応機器。
LDACなら従来のBluetooth Audioの約3倍の情報伝達能力がるので、ハイレゾコンテンツを高音質で楽しむことが出来ます。
Wi-Fi接続のAndroid、iOSスマートフォン、タブレットでNAS再生やインターネットラジオ、ミュージックサービスも可能です。
DLNA、AirPlay可能、従来のBluetooth接続も可能なオールマイティスピーカーです。
SONY:SRS-ZR7
SRS-X99にも搭載されているLDAC高音質再生対応。
Wi-Fi接続、Bluetooth接続、DLNA対応、Spotifyストリーミング再生対応など最上位機種に劣らぬ多機能ぶり。
HDMI入力端子があり、HDMI(ARC)端子搭載のテレビと接続してテレビ音声の再生も可能。
SONY:SRS-HG10
LDAC対応の小型ワイヤレススピーカー
USB充電式のリチウムイオンバッテリー搭載。
幅約20㎝、高さ、奥行きは共に約6cmでどこへでも持ち運び自由。
Bluetooth接続は約12時間可能です。
(実際の稼働時間はスピーカー出力や周囲の状況によって変わります)
Wi-Fi、Bluetooth、DLNAなどの多彩な接続方法に対応していますが、AirPlayには未対応です。
BANG & OLUFSEN:Beoplay A9 mkII
世界に誇る高級オーディオブランド、BANG&OLUFSEN(バング&オルフセン)
一見しただけではなんのための機械なのか、いや機械かどうかもわからないデザイン性の高さがBANG&OLUFSENの特徴のひとつ。
Beoplay A9 mkIIはWi-Fi、Bluetooth、Chromecast built-in、DLNA、AirPlayに対応。
BANG & OLUFSEN:Beoplay M5
スピーカーを中心に部屋を360度音楽で満たすパワフルなテクノロジー搭載。
Bluetooth 4.0、AirPlay、Wi-Fi(2.4/5GHz 802.11 b/g/a/n)、イーサネット(10/100 Mbit/s)接続対応。
BANG & OLUFSEN:Beoplay M3
幅11.2cm、高さ15.1cm、奥行14.0cmのシリーズ最小モデル。
Bluetooth 4.0、AirPlay、Wi-Fi(2.4/5GHz 802.11 b/g/a/n)、イーサネット(10/100 Mbit/s)接続対応。
最後に
イヤホンでは耳が疲れるし、大きな音を聞き続けるのは耳にとって負担でもあります。
(大きな音で聴き続けてると若くして難聴になりかねません)
かと言って携帯やタブレットのスピーカーは音楽鑑賞には物足りません。
テレビのスピーカーも音楽を聴くのには向いていません。
音楽用のスピーカーから音を出せば世界が広がります。
大音量でなくても震える空気を感じられるのはスピーカーだからこそです。
それこそが「音楽に包まれる生活」です。
ネットワークスピーカーはNASと一緒に使うことで大量のデータが利用できて大変便利です。
ぜひご活用ください。